入荷を間違えてしまった。元に戻すにはどうしたらいいのでしょうか?

入荷数や仕入金額が納品伝票と相違がある場合などの対処方法

Written By Ascend knowledge base (Administrator)

Updated at November 18th, 2025

入荷を間違えてしまった、入荷数に誤りがある場合は、
以下の情報を正確に保つために、速やかに修正してください:

  • 平均コスト
  • 最終コスト
  • 推定マージン計算
  • 売上高利益率の計算
  • 手持ちの数量
  • 利益計算
  • 棚卸資産の原価計算

誤った仕入れ値・仕入数で入荷をしてしまった場合

入荷時に含まれていない商品を誤って入荷済みと表示した場合は、訂正する必要があります。
また、誤ったコストや数量で商品を入荷してしまった場合は、正しくなるように修正する必要があります。
入荷済とした伝票の削除は出来ません。
誤った数量もしくは仕入れ値をマイナスで入荷し、その後に正しい数量と仕入値で、入荷をし直します。

ここでは、二通りのシチュエーションを紹介します:

入荷済とした数量もしくは仕入れ値を修正する(数SKU、少数の場合)

要確認:アイテムがシリアル化されている場合(例:自転車)、
それらとシリアル番号をPOに追加するために、数量のマイナスを個々の行に分割する必要があります。

  1. 入荷をクリック
  2. 追加 > 仕入先の選択、修正したい商品を注文に追加します。
  3. 次に、該当商品をダブルクリックし、発注数量(仕入数)の欄の数量を
    誤って受け取った正の値と一致する負の値に変更します(-11のように)。
    数量をマイナスにすると、仕入れ値もマイナスとなります。
  4. そして、その原価が誤って入荷済とした仕入値(拡張コスト)と一致することを確認する。
  5. 正しい数量(10など)を正の数にして、再度注文に追加する。
  6. 不正確な仕入値があれば修正します。
  7. 商品が、受け取り可能な状態である場合は、入荷済みのチェックボックスにチェックを入れて
    保存して、入荷を完了させてください。

入荷済とした数量もしくは仕入れ値を修正する(伝票の内容全てなど複数の場合)

  1. 元の注文を開く。
  2. ツールバーの「ファイル > Excelにエクスポート」を選択します。

  1. "名前を付けて保存 "ウィンドウ が表示されます。
    名前を入力し、保存先を決め「保存」します。

  1. ファイルを開くかどうか尋ねられるので、「はい」を選択します。

  1. 修正する必要のない行を削除する。「仕入値」「コメント」の列を削除します。
  2. 修正が必要な行については、 「数量」の列の値をすべてマイナスの数に変更する。(例えば-10を変更する).
  3. 保存 し、ファイルを終了します。
  4. 改めて、ベンダオーダー(発注書)を作成する
  5. ファイル Excelからインポート ファイルを探すを選択して、変更したファイルをインポートします。選択 OK

  1. インポートする列を選択します

すべて選択 -リストされたフィールドがすべて選択されます。
手動選択 -リストされた各フィールドは、手動でチェックしたり外したりすることができます。
クリック OK。データがインポートされます。

  1. もう一度同じファイルを開く
  2. 数量の列の値を正しい入荷数の正数にする( -10 を12に修正するように変更する)。
  3. 保存 し、ファイルを終了します。
  4. 更新されたファイルを発注書にインポートします。

  1. 入荷にチェック
  2. ツールバーのチェック > すべて を選択し、保存をクリックし完了します。

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